アフガニスタンに学校を 「アフガン支援事業」

さしこうが「アフガニスタンに学校を建てたい」と思ったのは、数年前にさかのぼります。
2009年よりイランへ絨毯を買付けに行く事となり、そこでテヘラン郊外にあるアフガニスタンの難民学校を訪れる機会がありました。

そこにはアフガニスタンの国状が安定しないため、母国に帰れずイランに居住を強いられているアフガニスタンの人達が今でも沢山居る事を知りました。
そしてイラン政府からの援助も受けられず、認知されない彼等の厳しい現実を知り、ショックを受けました。

子供たちは、粗悪な環境の中でも一生懸命勉強しており、叶わないであろう大きな夢を私に語ってくれました。その子供たちの大きく見開いた目は、世界中のどこの国の子供達とも変わる事なく、純粋でキラキラと輝いていました。

さしこうはイランへ買い付けに行く度に難民学校を訪れ、不足している文房具等の教育物資を直接手渡す支援活動を続けてきました。子供達は恥ずかしそうな顔をしながらも、とても喜んでくれました。

アフガニスタンには今でも字の読める人は36%、就学率も60%程という状況の中、校舎のある学校も半分程度です。
タリバン政権下では女性の就学が禁止されていました。
そんな中で教育の遅れが、今の貧困やイスラム過激派等を産み出しているのだと思います。

そして「さしこう」は、アフガニスタンに学校を建てたいという思いを強くし、2013年から4業者(イランへ買付けに行く仲間達)で協力し、3年計画で学校建設へ向けたプロジェクトをスタートしました。
ギャッベの売上金の一部を積立てし、また賛同してくださるお客様からの支援金をお預かりし、大きな夢へ向かってスタートしました。

学校は首都カブール郊外40kmの処に決まり、鉄骨コンクリート造で8教室と図書室、職員室等4室の建物です。この学校が完成すると毎日23クラスの約900名の子供達が屋内で勉強する事が出来るとの事です。
私たちの大きな夢は、今実現に向けて一歩ずつ前進しています。2016年1月には完成の予定です。御協力いただきました皆様方、本当にありがとうございました。

尚、建設にあたってはNGO「シャンティ国際ボランティア会」(SVA)に委託し、
アフガニスタン教育省の協力を経て行っています。

(写真提供 SVA)